紫外線に気をつけよう

紫外線と肌トラブル

紫外線というと、夏の海などで日焼けなどを起こすもののようなイメージで考えている方も多いと思います。

 

たしかに、夏に紫外線は1番強くなりますが、365日毎日紫外線は降り注いでいます。しかも、夏の日焼けを起こす強いエネルギーをもった紫外線の種類だけではなく、ほかにも肌にダメージを与える紫外線が、年中降り注いでいます。

 

そんな紫外線をUVケアしないで浴びていると、肌にダメージが蓄積してきて、ある日突然シミができてしまったり、顔のしわやたるみも引き起こしてしまいます。

 

いわゆる「光老化」というもので、自然に老化していくよりも、早いスピードで肌が老化していってしまいます。

 

それも、紫外線に接した時間が長ければ長いほど、光老化のスピードは加速してしまいます

紫外線の種類と影響

地上に届く紫外線には2つの種類があります。

 

1つ目は、UVBと呼ばれる紫外線です。
このUVBは、肌の表面に影響を与えます。夏などに、日焼けや水ぶくれを引き起こします。

 

2つ目はUVAです。
この紫外線は、近年まで肌への影響がはっきりわかっていませんでしたが、実は、肌の奥へダメージを与えることがわかってきました。とくにコラーゲンの繊維などに影響を与えて、しわやたるみを引き起こします。

 

日焼けを起こすUVBには気を配って対策をしている方が多いのですが、しわやたるみを起こすUVAにはあまり気をつけていない方が多いのです。

 

UVAはUVBの20倍も地上に降り注いでいて、雲やガラスも透過してしまう性質があるので、UVA対策こそ日常的にしていかなければいけないことです。

UVケア

UVケアをしていく上で、大切なのは日焼け止め選びです。日焼け止めには、UVA対策のできるものと、UVB対策のできるものがありますが、基本的には両方できるものが多いので、その選び方です。

 

UVBケアの効果を表す指標はSPFというものです。SPFは、SPF30など数字で効果を表しています。

 

注意しておきたいのは、横の数字は効果の強さを表しているのではなく、効果の持続する時間を表しています。SPF1は、だいたい20分効果が持続しますよって意味です。
つまりSPF30は、600分効果が持続します。
しかし、汗をかいたりして、成分が流れてしまったりすることもあるので、SPFの数字の多いものではなく、少ないものを、1日に何回かつけるという方法がおすすめです。そのほうが肌への負担が軽く、しっかりUV対策ができます。

 

UVAケアの効果を表す指標はPAです。
PAは、PA+といったように「+」の多さで効果を表しています。

  • PA+

防御効果がある

  • PA++

防御効果がかなりある

  • PA+++

防御効果が非常にある

  • PA++++

防御効果が極めて高い

 

PA++++は2013年から採用された新基準で、UVA防御効果が1番高い製品につけられます。

できてしまったシミ対策

しっかりUVケアしていても、シミなどはできてしまうときにはできてしまうものです。

 

そんなできてしまったシミを消すためには、ハイドロキノンという成分の入ったクリームや美容液がおすすめです。

 

ハイドロキノンは、チロシナーゼ酵素の活性を抑制しメラニンの生成を抑えてくれるだけでなく、できてしまったシミのメラニン色素の色を薄く還元してくれる作用があります。

 

この性質で、現在、美白クリームや美容液などの成分の主流となっています。

 

ただし、効果が強い分、紫外線に肌が弱くなってしまうので、ハイドロキノンの入ったクリームなどを使用している間は、紫外線対策をいつもよりきちんとしてください。

 

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